昨年出版された『チビルのパリ・シックなあみぐるみ』より、「名女優 マドモワゼル・イヴォンヌ」を編んでみました。
編みはじめたのは昨年の10月だったのですが…。自宅の引越しを挟んだりなんやかんやしていたら、なんと4ヶ月がかりのプロジェクトになってしまいました。
といわけでまずはいつも通り。
総合オススメ度
★★★★★
(黒星が多いほどオススメ度が上がります)
難易度
★★★★☆
(黒星が多いほど難易度が上がります)
なんといってもキャラクターがカワイイ!
上記などの、著者ChibiruさんのSNSをご覧いただきたいのですが、ちょっと気の抜けたような、でもさり気なくお洒落に擬人化された動物たちが山盛りのご本です。個人的にはタコの「ジャン・ポール画伯」がお気に入り。この子もいつか編んでみたいです。
ただ、実際に編んでみて痛感したのは、このユルさ・カワイさはChibiruさんのセンスそのものから産み出されているということ。
「全く同じものを作る」のは本当に難しいと思いました。センスが問われますね…
それでは工程をご紹介
指定糸は合太の「ハマナカ アメリー」。
あみぐるみではとても人気のある糸です。
わたしはとりあえず手元にあった「ハマナカ コロポックル」と、そのほか中細糸で編みました。
腕やシッポなどがかなり一部細くなります。黒の中細だとなにを編んでいるのかよくわからなくなる…とかそういうことはあったものの、比較的順調に編み進めていたのですが…
やっちまった。
ふだん自分で作るあみぐるみは、ながらく立ち上がりをつけないスタイルだったので、完全に忘れてしまいました。いかに編み図を見ているようで見ていないかという…
このあたりから完コピする意思が失われています。
…なぜこうなった。
見比べてみると一目瞭然なのですが、見本の方がお顔が横長なんですよね。あまりなにも考えずに、糸のテンションに従ってワタを詰めたのですが、もうちょっと頑張ってお顔を広げたほうがより見本に近い出来上がりになったはず。ちゃんと写真を見て編みましょう…。
全体像はこんな感じ。出来上がりサイズは、アメリー使用で35cmとのことですが、わたしの作ったイヴォンヌは25cmほどになりました。
お顔。
とかなんとかいうよくわからない理由で瞳孔なしの青目さんです。
このあみぐるみの魅力は、編みによる斜行に抗わず、逆にそれを生かしたラインの美しさだと思います。
バックシャンですねー!
キリリ。
と、こんな感じでなかなか時間ばかりがかかりましたが楽しく編ませていただきました。先月くらいには書店でも在庫を見かけましたので、まだまだ余裕で手に入るご本だと思います。
https://www.amazon.co.jp//dp/4023331716/
アマゾンはこちら。
Kindle版もあるみたいです!
キャラクターひとりひとりに込められたストーリーも、著者の愛情を感じる一冊でした。ぜひご覧になってみてくださいね。
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閑話休題。
今回初めて触れた感覚でした。なんかこう…パーツに存在感が…
「『チビルのパリ・シックなあみぐるみ』 by Chibiru (朝日新聞出版)」への2件のフィードバック