というわけで、またまた擬人化動物を編んでみました。
台湾のデザイナーさん、MoRa made Pattern(https://www.moramadepattern.com/)のMoRaさんによる、「ShiBaCo」です。
購入はWebサイトと、Etsy・Ravelryからできます。
https://www.moramadepattern.com/product-page/%E6%9F%B4%E5%AD%90%E7%B7%A8%E7%B9%94%E5%9C%96-shibaco-pattern-version-round
https://www.etsy.com/listing/485955544/
と思ったら、3/5現在Etsyでは売り切れていました。
https://www.ravelry.com/patterns/library/shibaco
Ravelryには在庫ありです。
まずはいつも通り総合評価から。
総合オススメ度
★★★★☆
(黒星が多いほどオススメ度が上がります)
難易度
★★★☆☆
(黒星が多いほど難易度が上がります)
個別ポイント
(ダメ←×△●◯◎→最高!)
・完成までの時間数:約6時間40分
・ユニバーサルさ:◎
・商用利用:◯(条件あり)
・完成までの時間数:約6時間40分
いつも通り、ツイッターでごにょごにょ呟いたりする時間も含めます。そんなに複雑なパターンではありませんが、パーツが多く、色も多いので、始末などに時間がかかる印象でした。
・ユニバーサルさ:◎
ここ!ここが今回最オススメポイントです。
MoRaさんのパターンは、英文パターンと編み図の併記方式です。つまり、英文パターンが読めない方も、編み図だけで作ることができます。色チャートや、段数ごとの目数の表示も、日本の編み物本とそっくりです。
やっぱり編み図っていいと思うんですよねー。違う言語のものでも、写真と編み図があればだいたいなんとかなりますもん。ユニバーサルさは本当にgoodです。
ちなみに、MoRaさんは本職がグラフィックデザインなんだそう。そのため、パターンもデザイン的に優れていて、見やすく、かつ可愛らしく仕上がっています。そのまま商業誌の特集として印刷に載せてもなんら問題ないクオリティ。素晴らしいです。
・商用利用:◯(条件あり)
完成作品は販売することが可能です。
販売時は、かならず
{ pattern design by/ http://www.moramadepattern.com }
という注意書きをつけてください、とのことです。
それでは工程を
わたしはMoRaさんをInstagramでフォローしているので、このShiBaCoを作っている間の投稿も拝見していました。
それによると、日本滞在中にこのパターンを作ったそう。というわけで、見本は日本の糸で作られているようです。
マンセル メリノ80 クイーン
マンセル メリノ150 レインボウ
本体はかぎ針5号と3号指定です。
わたしは手持ちの糸を使おう!というわけで、本体をハマナカコロポックルなどの中細、椿などの赤い細かいパーツは太めのレース糸で編みました。
使用したかぎ針は3号と0号。
できあがりサイズは16.5cmほどで、並太で編むよりもやや小さいかな、というサイズ感のようです。
着物はボディと一体で編んでいきます。なのでおはしょりはなし。
一部立ち上がりの目をひと目に数える場所がありました。
パーツは細かく分かれています。それぞれに編んで、つけていきます。
単純に選んだ糸のバランスだと思うのですが、椿が存在感たっぷりだったので一輪にしました。
椿抜きでできあがったところ。ツイートしたように、振袖というよりはやや浴衣みたいな雰囲気。とくにわたしは裾が短いのがちょっと気になりました。アドリブで少し段を増やして編めば、この辺りはどうにかなりそう。
今って「振袖浴衣」ってものもあるんですよね。着る人が(今回は着る柴犬が)好きに着こなせばいいんだ!って考えれば、あんまり細かいことは気にしなくてもOKかも。
色合いなのか、頭が丸いからか、帯の雰囲気か、何かわかりませんが、後ろから見るとなんとなく「童」感が強い。ノスタルジックですねえ。
編み図と英文パターンの併記が特徴、見比べて編んでいけば英文パターンも読めるようになるかも?な、「ShiBaCo」でした。外国の方が着物をデフォルメするとどうなるのか…ということも含めて、とても興味深く編めました!
ちなみに、ボーイフレンドの「ShiBaO」くんのパターンもあります。
カップルで編めば、結婚式のウェルカムドールにもなりそうですね。
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「“ShiBaCo” by MoRa made Pattern (海外パターンレビュー)」への1件のフィードバック