『エコアンダリヤの帽子 & かごバッグ』(朝日新聞出版)

少し前に買っていたのですが、レビューするのが遅くなってしまいました。全国的にはようやく夏本番といった感じなのでまだ間に合うでしょうか。

朝日新聞出版から今年2月(奥付には6月20日発行となっていますが)に出た『エコアンダリヤの帽子 & かごバッグ』です。表紙の丸いバッグは去年に引き続き今年も流行っているみたいですね。今っぽいデザインが多くて、かつエコアンダリヤのナチュラル感のおかげで世代も選ばず使えるアイテムが揃っています。

わたしが気になったのはこのかごバッグ。引き上げ編みで葉っぱ模様を作るのは数年前から海外で流行していたと思うのですが、どうもこのパターン、なぜか海外ですごく流行ってるみたいです。

こちらは翻訳によるとPinterestをみて作ったよとのこと。確かにYouTubeなどにこのバッグの作り方動画がいくつか上がっています。転載されてるのかな?

もともと流行っていたのはこういう幾何学的な模様だったのですが、需要にうまいことはまったんでしょうかね。

と、いうわけで、このパターンが転載されているのか、どこかに似た元ネタがあるのかは判然としなかったので判断は控えますが…人気が出そうなパターンです!

そのほかも帽子(ハットタイプからベレーまで)やクラッチ、マルシェバッグなどなど使えそうなデザインがたくさんでした。アンダリヤでなくても編めそうなのも良い。夏の間にひとつくらい完成させられそうなので、気になった方はチェックしてみてください。

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“Casablanca” by Pattern Paradise(海外パターンレビュー)

自宅の円座がボロボロになってきたので、なにか新しいパターンがないかなーと探していて見つけたサイト「Pattern Paradise」。こちらから”Casablanca”というパターンを編んでみました。

パターン情報

無料パターンです。
https://pattern-paradise.com/2018/08/15/free-crochet-pattern-casablanca-crochet-square/

3ドルで広告抜きPDFも購入可能。わたしは1枚編んでみて気に入ったのでPDF課金しました。
https://www.ravelry.com/patterns/library/casablanca-12-square

使用糸・かぎ針

元廣の「アクリル極太」という糸を使用しました。茶色が50g x 3玉弱、ベージュが50g x 2玉(1.5玉くらい)。

イオン系列の「パンドラハウス」で購入したのですが、ウェブでは出回っていないかもしれません。OEMなのかな?

アルペンシリーズのアクリル極太が近そうですが、ちょっとゲージが違いました。

かぎ針は8/0号を使用。編んだ感じではハマナカのジャンボニーとかによく似た極太糸という編み心地でした!

パターンのいいところ

何と言ってもデザインが良い!「カサブランカ」という名前ではありますが、ノートルダム寺院などで有名なバラ窓のステンドグラスみたいなデザインです。雪の結晶のようにも見えますね。

いわゆるマンダラ系、オーバーレイ(overlay)系のデザインはカラフルで華やかなものが多いですが、ツートンカラーでちょっとソリッドな印象なのがほかと違って良いかなーと思います。

わたしが編んだのは段の途中で色を変えるバージョンですが、1段ごとに色を固定で編む編み方も紹介されています。出来上がりがちょっと違った雰囲気になるんですが、色変えに慣れていない人にはそっちの方が編みやすそう。

パターンの難しいところ

英文パターンで、かつ割と本当に文章になっている部分がいくつかあるので英語力がないと編めなそうです。そこが残念ポイント。

あとこれはパターンの内容には関係ないのですが、サイトでパターンを見ていると右上カラムでずっとサイトのYouTubeチャンネルが自動再生されてるんですよね…。収益化プログラムにそういうのがあるのかもしれませんが、見てないのに再生回数が上がっていくのちょっと怖い。

余談

やや太めの中細糸でモチーフつなぎもちまちま編んでいます。これは最後の3段を省いているので、角座と比べるとすっきりした印象になっていますね。

タペストリーみたいになるといいなあと思っているのですが、重さが出てしまいそうなのでうまくいくかな…。これはのんびり編んでいこうと思います。

というわけで久しぶりの海外パターンレビューでした。ちょっと難易度高めですが良いデザインなので、気になる方はチェックしてみてください!

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『新世代 至高のおりがみ』(西東社)

立体系のあみぐるみを作っている方は、みなさん編み物界以外に参考にしているクラフトや技工がなにかあるんじゃないかと勝手に思っています。

わたしの場合は折り紙。本格的にかぎ針編みでオリジナルを作りはじめる前、一時期いわゆるコンプレックス系折り紙にハマっていたこともあって、いつも非常に刺激を受けているジャンルです。

先日発売された『新世代 至高のおりがみ』。フォローしている作家さんの作品が掲載されているということで発売前から気になっていたのですが、書店で見つけてうっかり買ってしまいました。

折り紙遊びといっても方法はいくつもありますが、コンプレックス系折り紙の特徴は「不切正方形1枚折り」。日本で育つと乳幼児の頃から親しみのある真四角の折り紙、あれを一回も切らずに折り上げる手法をとります。限られた面積をどう割り振って、パーツを折り出していくのかが腕の見せ所(のようです。わたしは折り紙創作に成功したことがないので界隈を眺めていての感想…)。

ドMともいえそうなストイックさのあるクラフトですが、わたしが普段作っているシームレスなあみぐるみに関しては参考になる点が多々あるなあと思っています。

びっくりするくらい細かいパーツを折り出していくので、使用する折り紙は大きいサイズであることが大前提です。が、手元に普通サイズの15cm折り紙しかなかったので、とりあえず25cmで折れるという「ドードー」を折ってみました。足の爪もそれぞれ折り出してるんですよ。すごい。

ちゃんと紙を用意して、

このゴリラとかサイとか(切りはりする方のペーパークラフト感もあってかっこいい!)、

このハリネズミとか(カクカクしてるのに可愛い!)、折ってみたいです。

ちなみに「日本折紙学会」というのがありまして、そこの機関誌は学会員でなくても購入できるのでおすすめです。わたしも1年間だけ定期購読してた時期がありました。

おっきい折り紙とか、特定の作品のキットとかは「おりがみはうす」で購入できるそう。わたしもまだ行ったことがないのですが、今度近くに行くので寄ってみようと思います。

というわけで、幾何学っぽくあみぐるみを捉えている人には参考になるかも?しれない?な折り紙本のご紹介でした。たのしい!

この冬のセーターまとめ

棒針編みはただ人様のパターンを楽しく編むだけです。今年は数年ぶりにセーターが完成しました。ちょうど1年くらい前から始めて、数ヶ月置いて再開ということをくりかえしつつ何とかかんとか。

へなちょこ棒針チャレンジ:”「深い夏の森」を夢見るタートルのモヘアセーター”
(このときはボブルが棒針で編めなくて苦労していたのですが、なんか途中でいきなり編めるようになって笑っちゃいました。)

数年ぶりにセーターを編むのにモヘアタムを選んだのは正直やってしまったと思いました…。

裾リブの段数を完全に勘違いしたまま始めてしまったので完全にパターン通りにはなっていませんが、モヘアタムでビッグサイズにだぶっと着る感じはパターンと一緒。
糸は両国にある丸安さんのセールで買ったものを使いました。

両国・丸安毛糸のセールに行ってきました&東京の繊維街など

パターンは『パリジェンヌの編みもの』より。指定糸はDARUMAのウールモヘヤです。

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パリジェンヌの編みもの [ ガスニエ実希子 ]
価格:1620円(税込、送料無料) (2019/2/24時点)

今回の出来上がりのようにLLサイズ感覚でだぶっと着るのも最近っぽくて可愛いなと思うのですが、個人的な好みだともう少しタイトなサイズ感で着てみたくもあり。針の号数を下げてもう1枚編みたい気がすごくすごくしています。そのときはボブルなしでもいいかな…。

あと、こちらは自分で編んだものではなく、編んでもらったもの。以前にご紹介したサイチカさんの『白い糸で編むセーターの本』よりセーターを編んでもらいました。
『白い糸で編むセーターの本』 by サイチカ(文化出版局)

指定糸指定色で編んでもらったので、本当に見本通り。変形アランで逆三角形に見えますが、実はわりとすとんとした形をしているので着やすいです。ちょっと肩幅がある人のほうがいいかも…というのは編んだ本人談でした。

そして、鉄は熱いうちに打て!ということで春夏もののプルを編みはじめました。これ一度チャレンジして間違えまくってやり直しになったまま放置してたんですが、今度こそ…。『毛糸だま』173号に掲載の志田ひとみさん作品です。楽しんで編もう。

『Crocheted Birds』 by Vanessa Mooncie (GMC Books)

https://www.amazon.co.jp/dp/1784944580/

昨年11月に出版されたヴァネッサ・ムーンシーさんの新刊です。出版前から日本のアマゾンでも予約できていたのですが、お届け予定は1月末。というわけで先日ようやく届きました。書名の通り、鳥類だけを集めています。

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Animal Heads: Trophy Heads to Crochet ANIMAL HEADS [ Vanessa Mooncie ]
価格:2099円(税込、送料無料) (2019/2/8時点)

表紙のような小鳥たちや、日本語訳もされているアニマルヘッズ本にいた白鳥をはじめ、

大作感のあるフクロウや

白頭鷲などなど編みごたえのある種類もいます。

英語の本ですが、英文パターンに加えて編み図が掲載されています。編み図を見ながら、英文パターンで補って…というようなやり方で英文パターンに挑戦するのに良さそう。

Mooncieさんお得意の「かぎ針編みで引き返し編み(short rows)」が今回ももりもり使われていて、一般的なあみぐるみとは一味違った造形が楽しめると思います。まだアマゾン以外のオンライン書店での取り扱いが少なそうですが、チェックしてみてください。


https://piggiesagogo.com/portfolio/owl/

(piggiesagogoのフクロウもよろしければ併せてどうぞ!(ダイマ))

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『毛糸だま』vol. 181(日本ヴォーグ社)

しばらくぶりに『毛糸だま』を買いました。今回はクロシェターにとっては買いではないかと思います!

特集は「ワンダークロッシェ」。同タイトルの書籍でも紹介されている、海外で流行っている系ちょっと面白編み地を集めています。

ずいぶん前に買うだけ買ってレビューしてませんでした、これ。ちょっとわかりにくい「クロコダイルステッチ」なども編み図化されているので、とりあえずチャレンジしてみたい方におすすめです!

(一緒に写っている『あみぐるみの技法書』レビューはこちら

ステッチだけでなく作品案も紹介されているのがいいです。このリバーシブルスカートのステッチは『ワンダークロッシェ』書籍には掲載されていなかったと思います。

こちらのステッチは裏表紙になっていました。ウェアってスワッチ編んでゲージとって計算して…が地味にめんどくさいので、こうやってパターンになっていると挑戦しやすいですね。そうじゃないと面白いステッチを見つけても結局ブランケットとかクッションカバーとかになりがち。

「ワンダークロッシェ」特集のほかにも、表紙作品含めそこそこかぎ針編みの作品が掲載されてて良かったです。あと、サイチカさんの作品が掲載されていたので個人的にはわっしょいでした。

『白い糸で編むセーターの本』 by サイチカ(文化出版局)
『編むのがたのしい、ニット』by サイチカ(文化出版局)

かぎ針編みではありませんが、

志田ひとみさんの作品はやっぱり美しいですねー。これ、彩度が高い糸で編んだらまた印象が変わって面白いのではないかと思います。

全体的に春らしい明るい色合いの作品も多くて、寒い冬真っ只中なだけにありがたかったです。よろしければぜひ。

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『白い糸で編むセーターの本』 by サイチカ(文化出版局)

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白い糸で編むセーターの本 [ サイチカ ]
価格:1620円(税込、送料無料) (2018/10/31時点)

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久しぶりのサイチカさん新刊ということで、本屋さんでチェックしようと思いながら寒くなってきた今日この頃。
母から「今年何編むかはよ決めなさい」との連絡が入ったので、えいや!と『白い糸で編むセーターの本』、手芸屋さんで買ってきました。


(ちなみに昨冬は同じくサイチカさんの『編むのがたのしい、ニット』から「こぶたくんのセーター」を編んでもらったのでした)

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編むのがたのしい、ニット [ サイチカ ]
価格:1404円(税込、送料無料) (2018/10/31時点)

楽天で購入

『白い糸で編むセーターの本』は、書名の通り白い糸で編む作品だけを集めています。サイチカさんらしい、ケーブルやゴム編みの模様が多用された作品がたのしいです。小物類では靴下なども。

わたしは、表紙にもなっているハイネックの丸ヨークプルと、

ちょっと変形なアラン模様がかわいいボートネック、

どちらにしようか迷って後者にしました。

というわけで年明けくらいに仕上がって送られてくるのを楽しみにしております。わたしも棒針進めなきゃな…

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『HIPOTAの刺繍で作る立体ブローチ』(文化出版局)

まるで編み物みたいに見える刺繍本を買いました。

以前からPinterestなどで頻繁に見かけていたHIPOTAさんのブローチ。

そんなに高画質ではなかったりリンク先が失われていたりしたことも多く、作家さんのお名前もわからず。ずっとかぎ針編みなんだと思い込んでいました。

が、先日たまたま流れてきたピンからご本人のTumblrを発見。
https://hipotastitch.tumblr.com/

Twitter内で検索かけても見つからなかったのですが、Twitterアカウントもお持ちだったんですね。ググった方が早かった。
https://twitter.com/hipotastitch

ご本も出されていました。完全にout of radarでした。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

HIPOTAの刺繍で作る立体ブローチ
価格:1512円(税込、送料別) (2018/10/19時点)

楽天で購入

この時点でようやく「刺繍だったの?!」となるという…
というわけで上記アフィリエイトの最新刊を購入。

HIPOTA(ひぽた、と書いてヒロタと読むそうです)さんの技法は、ディタッチトボタンホールステッチなんだそう。

わたしはディタッチトボタンホールステッチというと、

こういう感じの網目っぽいステッチだという印象が強かったんですが、もっとみっしりにもできるものなんですね。

画像は『大塚あや子のスタンプワーク』より。

スタンプワークと呼ばれる、いわゆる立体刺繍のノウハウがぎっちり詰まっている書籍です。立体刺繍一冊目としておすすめです!

というわけで拝読したHIPOTAさんのご本。実質的に編み物と変わらないなと思いました。見た目も手順も細編み往復編みにとてもよく似ています。

技法がわかった今でも細編みに見えてしまいます…

最近往復編みで立体を作るやり方をちょっと試行錯誤していたりして、編み物にもとても参考になる技法だなと感じました。1目をかなり細かくしてもなんとかなるのは刺繍ならではでちょっと羨ましくもあり。

というわけで、編み物には直接関係ないながら、大変勉強になるご本でした。ヴィジュアルもとても工夫されていて、素敵なスタイリングがたくさん。小型本ではありますが、目の保養としてもぜひ!

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ロンドンの編み物雑誌「pom pom magazine」

ツイートした通り、表紙作品が素敵すぎてデジタル版を買ってしまった「pom pom magazine」。

イギリスの雑誌です。比較的若いチームで編集されているようで、誌面や掲載作品の感性がフレッシュ。ちょっとサードウェーブっぽい雰囲気も感じます。

季刊誌で、今号は「月」がテーマ。表紙作品はとくに象徴的ですが、そのほかにも三日月など月の満ち欠け・月光・月夜の水面などをモチーフにした作品が掲載されています。

ちなみにこの作品、ソックヤーンで編むんだそう…気が遠くなる目数&段数です…でもいいなあ。

素敵な糸を作っているアメリカのShibui Knitsがインスタで自社の糸を使った掲載作品を紹介していて、この投稿で知りました。この作品は後ろ襟ぐりが細い月になっているんですね。

https://www.pompommag.com/product/issue-26-autumn-2018-print-digital-copy/
掲載作品はこちらから確認できます。価格は1号12.5ポンド。

もしくはRavelryから。ウェブサイトが死ぬほど重いので(どうにかならないのかなこれ…)、らべりのほうが見やすいかもしれません。
https://www.ravelry.com/patterns/sources/pom-pom-quarterly-issue-26-autumn-2018

一応knitとcrochetの雑誌なのですが、今号はかぎ針編みの作品がないと思います。棒針比重高め。

季刊誌なので、4号まとめての定期購読コースもあります。こちらは37.5ポンドとお得なのですが…

調べてみたらわたしの住まいまでだと送料が21.4ポンドかかります。つらい。イギリス遠い。
デジタル版の定期購読だと送料はもちろんかかりませんが、そのかわりプリント版と価格が変わらないんですよね。それもそれでつまんない。

というわけなので、当面は毎号の作品の顔ぶれを見つつ、定期購読しようかなーどうしようかなーと考える感じになりそうです。

ちなみに英語圏の雑誌なので、編み図ではなくwritten patternが掲載されています。ウェブサイトにフリーパターンがあったので、written patternってどんなもんかな?というのを事前にチェックできます。
https://www.pompommag.com/category/free-patterns/

編みたい欲と着たい欲両方を満たしてくれる作品っていいですねー。よろしければチェックされてみてください。

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