English pattern is now under edit. I will add it when I finish.
オビツ11ボディを使って、顔と洋服だけ編んで作るThe Dahlia Doll Junior。2021年に作ってはいたのですが、長らくパターンを作るのが止まっていました。最初はpiggiesagogoのメルマガで配信するつもりでいたのですが、中途半端に止まってしまい……。
今回何とか一念発起して日本語編み図を書き上げました。英文パターンはまたおいおい追加していきたいと思います（頑張ります）。
The Dahlia Doll Juniorという名前の通り、この人形にはJuniorとSeniorがあります。
Seniorはボディも自分で編むタイプ。頭のパターンは一緒です。こちらもまた追々……。
The Dahlia Dollはもともと赤いハイネックセーターの上にコートを羽織っているコーディネートにしようと企画していたのですが、使用しているハマナカ ティノが重ね着させると分厚くなりすぎてしまうため、ノースリーブ＋コートの袖から赤をのぞかせるというデザインになりました。
最初に作ってからぼやぼやしている間にティノのかなりの色数が廃番になってしまい、気づいたときにはちょっと焦りました。ただ今回The Dahlia Dollにつかっている色番はすべて生き残っていますので、ご安心ください！
オビツ11ボディを使っていますので、市販の1/12スケールミニチュアと一緒に遊ぶことができます。
材料
オビツ11ボディ
ハマナカ ピッコロ (3) 10g、(22) 10g、(40) 2-3g
ハマナカ ティノ (1) 1g、(11) 5g、(13) 2-3g、(14) 10g、(15) 1g
手芸わた
しつけ糸
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道具
かぎ針0号（顔と髪の毛）
かぎ針0号もしくはレース針2号（目・洋服）
とじ針
凡例
顔
頭部
ハマナカ ピッコロ(3)で編みます。
鎖編みに目を編むときは、後ろの半目と裏山を拾ってください。
眼窩
ハマナカ ピッコロ(3)で編みます。
眼窩を編み、頭の中にしまいます。編みおわりはとじないでください。1段目はすべて
半目のみ拾って編んでください。
鼻
ハマナカ ピッコロ(3)で編みます。
編み図はありません。鼻の部分に空いている穴4目からすべて拾える目を拾っ
て1弾ぐるりと編み、編みはじめを引き抜き編みでつなげて糸を切ります。編
みおわりは縫い絞ってとじます。
口
ハマナカ ピッコロ(40)で編みます。
すべて半目を拾って編み、編みおわったら縫い絞らずに頭の中に入れます。
顔の仕上げ
最後にあまった隙間にわたを詰め、あごを縫い絞ってとじます。
首ですが、オビツボディにかぶせるタイプとオビツボディの首に刺すタイプとどちらでも作れます。安定感はかぶせるタイプのほうが上。首穴に糸をつけ、ぐるぐると4段編んでください。
ハイネック・クルーネックを着せる分にはボディとのつなぎ目が見えないので違和感はありません。首に刺したいときは同じように首を3段編み、頭の内部にいれてしまいます。
目
1段目をハマナカ ティノ(17)、2・3・5・6段目をティノ(1)、4段目をティノ(11)で編みます。かぎ針はレース針2号を使います（0号でも編めますが少し大きくなります）。1
3段編んだらいったん針を止め、糸を切らずに4段目を1・2段目の間に編みます。
4段目は下から糸を当て、表に引きだしながら1周引き抜き編みをします。最後は1目めの根本にとじ針で通して裏に送ります。
6段編んだらわたを詰め、糸端を縫い絞ってとじます。
髪の毛
ハマナカ ピッコロ(22)で編みます。
わの作り目で始め、向こう半目のみ拾いながらぐるぐると5段編み、糸を切ります。
最後の段の2目めに糸をつけます。これまで編んでいた向きと逆になるように、外側から針を入れます。そのまま編み図の通りに髪の毛を1周編みます。
2周目はすぐ上となりにある半目に針を入れます。ここからは中長編みを含んだほうの髪の毛をずっとぐるぐると頂上まで編んでいきます。
編み終わったら糸を切ります。お好きなバランスで頭に縫いつけてください。縫いつけるときは毛糸ではなく手縫い糸を使うのがおすすめです。
トップス
ハマナカ ティノ(6)を使います。かぎ針はレース針2号を使います（0号でも編めますが少し大きくなります）。
鎖に編むときは半目と裏山を拾ってください。
25段目は編み地をたたみ、作り目も一緒に編んでとじていきます。
スカート
ハマナカ ティノ(11)で編みます。かぎ針はレース針2号を使います（0号でも編めますが少し大きくなります）。
トップスと同様、最後は作り目も拾ってとじます。プリーツのラインは斜めに流れます。
コート
ハマナカ ティノ(14)で編みます。かぎ針はレース針2号を使います（0号でも編めますが少し大きくなります）。
すそから編みはじめます。6段目までは同じものをふたつ編み、7段目で重ねてまとめます。
身頃を編み終わったら、ふちをぐるっと細編みします。編み図では緑色で示してあります。
身頃をすべて編み終わったら、襟を折ってしつけ糸などで仮止めします。襟の大きさはお好みで大丈夫ですが、だいたい10段目より上でラペルが始まるようにします。上襟は最後の2段分です。
しつけが終わったらスチームアイロン（もしくは霧吹きアイロン）をかけて襟のくせをつけます。念のため薄い当て布をしてアイロンをかけてください。
続いて袖を編みます。6〜8段目はティノ(6)で編みます。
コートを後ろから見るとこんな感じ。
ベルト
バックルをティノ(15)、ベルトを(13)で編みます。
バックルとベルトは別々に編み、最後に細編み3目で編みつなげます。編み終わったあとはくるくる巻いてしまうので、スチームアイロンをかけてください。
ブーツ
ティノ(6)で編みます。1・2段目は(13)で編んでもよいです。
2段目を編み終わったところ。
3段目以降は2段目と逆向きにぐるぐると編んでいきます。
向かって左が2段目まで(13)で編んだもの、右がすべて(6)で編んだものです。
