
ミシン糸で1/12スケールのミニチュアグラニースクエアセーターを編みました。難しいことはなにもやっていなくてただのモチーフつなぎなのですが、参考にされたい方もいらっしゃると思いますので作り方を簡単に残しておきますね。
ミニチュアを編む際のかぎ針号数についてはこちらのブログをご覧ください。
グラニースクエアの編み図

何の変哲もないグラニースクエアの編み図です。今回は2段目まで編んでおき、3段目を編む際にモチーフを編みつなげるようにしました。
1. 90番ミシン糸で編んだ

最初に90番ミシン糸(薄地用)で編みました。白黒の市松模様をベースとして色替えを色々試すとおもしろいよね、という方針で編んだもの。

つなげ方は上の通りです。真ん中あたりの真っ白なマスが首開きです。
全体的によい感じにはなったと思うのですが、隣り合うモチーフの色が異なるため糸始末に少々の難が。基本的にできるだけ編みくるみながら進んでいくのですが、編んでいる糸と違う色の糸を編みくるむとどうしてもすきまからちらっと見えてしまったりして、見た目があまりよくありません。
ドールハウスの中に置くブランケットなどならうまいこと糊づけしてしまえばいいと思うのですが、ドールに着せたいという欲もあるセーターだとそこがなかなか。よい方法をこれからも考えていきたいと思います。
2. 60番ミシン糸で編んだ

60番ミシン糸(普通地用)で編んだのがサムネイルに使ったセーターです。グラニースクエアはすきまから透けてしまうので、もともとインナーの上から着られるようにしようと考えていました。

90番ミシン糸で編むと少しぱつぱつだったので、同じパターンで糸を太くしたのがこちらというわけです。

つなげ方はこちら。えり開きのところにモチーフ4枚でえりというか、ハイネック部分を作りました。この方法はもともとPinterestで見かけたものです。形だけで見ると妙な立体感なのですが、

着てみると意外と大丈夫なものだなと感心しました。

今回は長袖ハイネックで作りましたが、半袖スクエアネックでもかわいいと思います。

あと、これはそのまま人間用に応用できますね。小さいモチーフをたくさんつなげても良いですが、あえて太い糸で大きくモチーフを編み、このパターンをそのまま大きくしたようなやつも作ってみたいです。



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