ファーヤーンを使って編んだ筒型バッグです。底径は約12cmとコンパクトなご近所バッグという感じですが、底の段数と目数を増やしていけば大きさはいかようにでもなります。
ちょっと今年っぽい感じに仕上がりましたので、ぜひチャレンジしてみてください。ファー部分は増減なくひたすら同じ目数を編んでいくので、間違えにくい&間違えても気付きやすいパターン。ファーヤーンを編むのが初挑戦という方にもおすすめです。
使用糸
MC(メイン):ベルクリヤーン シャインバード / ハマナカ ボア など極太ファー毛糸 2玉程度(100gほど)
CC(底・ハンドル):毛糸ピエロ NEWあみーコットン(太)1カセ
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わたしが使ったファーの糸はどちらも廃盤商品です。が、MC、CCどちらも、おこのみの極太糸で編めます。100均に並んでいるファー&Tシャツヤーンなどで試してみてください。ゲージはあまり気にしないのがポイントです。
NEWあみーコットン(太)は以前に作ったブタのバッグのあまりを使いました。
そのほか
かぎ針10号
ハンドルはCCを使い、えびコード(Romanian cord)で編みました。
凡例
編み図
解説
CCで編みはじめ、4段ぐるぐると編みます。立ち上がりをつけて編んでもOKです。
こちらから見て手前の鎖のみ拾って、MCを編んでいきます。ファーの糸は編み地の裏側がふわふわに仕上がりますので、編み終わりでひっくり返して裏側を表として使います。
極太糸は糸始末が大変なので、できるだけ糸端は編み込んでしまうことをおすすめします。MC部分は目数を数えるのを楽にするため、立ち上がりをつけて編みます。段の編み終わりは引き抜き編みでとじてください。
1段編んだところ。段数少ない状態もなかなかかわいいです。2-3段で小物入れなどにしてもいい感じ。
ファーは目がよくわからなくて編みづらい!という方は、こちらのTIPSも参考になさってみてください。
編みにくいファーヤーンは、ストレートの細糸と2本どりで
お好みの長さになるまで編み続けます。最後の段のみ鎖編みを編むので、その部分がハンドルを通す穴になります。
ハンドルは穴に通したあと輪っかにします。こうすることで、ハンドルを持ってぶら下げると自然に口が閉まります。
ハンドルにしたえびコードの編み方は、他の方ですがこちらの動画がわかりやすかったのでご紹介します。
わたしはだいたい35cmほど編みました。ここの長さはお好みでどうぞ。えびコードでなく、リボンや紐、ファブリックなどで代用してもいいと思います。
内布をつけないパターンなので、重いものを入れると伸びてきてしまうかなと思います。気になる方は内布をつけて…と言いたいところですが、ファーヤーンの編み地なのでちょっとつけにくいかもしれません。その辺はご愛嬌ということで…
ファーヤーンに慣れている方なら、本体は1時間くらいでサクサク編めるかと思います。極太糸は摩擦が強いので、肩こりにだけお気をつけて、お楽しみください!
2019.05.12追記
ちょっとした必要があって、応用で「そろばんケース」を編んでみました。
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